ナチュラルなサウンドのループを作成するには、実験が必要となります。多くの要因によってポップやずれが発生する可能性がありますが、以下のガイドラインに従うことによってループの作成にかかわる試行錯誤を減らすことができます。
開始／終了位置アンプリチュードの整合
ループの開始／終了位置は、ゼロ交差で発生するのが最も一般的です。
開始／終了位置波形スロープの整合
波形のスロープが大きく変化した場合、耳に聞こえるポップが発生します。
開始／終了位置サウンド レベルの整合
開始／終了位置から 100 ミリ秒以内のラウドネス全体を等しくする必要があります。
非常に短いループの回避
ループの長さが 50 ミリ秒以内（1／20 Hz）である場合、サンプル ピッチとは異なるピッチのループを作成することになる可能性が高いです。
長さ 1／周波数の短いループを作成して、ピッチ チューニングの実験を行うことができます。例えば 440 Hz のサンプル ピッチがある場合（MIDI キーボードの A5）、ループを 2.27 ミリ秒にすることができます。 ただし、ピッチを調整したループは元のサンプルと同じには聞こえません。
選択したループの前のサウンド データを再生するには、［プリループの再生］ボタン 
をクリックします。
選択したループを再生するには、［ループの再生］ボタン 
をクリックします。ループ チューナーを使用して、再生中にループのチューニングを行うことができます。
選択したループの後のサウンド データを再生するには、［ポストループの再生］ボタン 
をクリックします。
［サンプルの種類］が［リリースを含むサステイン］である場合、［ループ選択］ボタン 
をクリックして、ループ チューナーでサステイン ループと リリース ループを切り替えることができます。
サステイン ループを選択した場合、ボタンは 
で表示されます。
［ループ終了位置］および［ループ開始位置］ボックス 
には、開始／終了位置の現在位置（サンプル内）が表示されます。スピン コントロールを使用して開始／終了位置を調整します。
ループ開始／終了ウィンドウには、ループ開始／終了位置を次または前のゼロ交差に移動するためのボタンが含まれています。:
-
開始／終了位置を前のゼロ交差に移動させるには、［ゼロ交差（左）］ボタン
をクリックします。 -
開始／終了位置を次のゼロ交差に移動させるには、［ゼロ交差（右）］ボタン
をクリックします。
ゼロ交差ファインダを設定するには、［オプション］メニューから［ユーザー設定］を選択して［編集］タブをクリックします。［ゼロ交差スロープにスナップ］、［ゼロ交差スキャン時間］および［ゼロ交差レベルのスレッショルド］の値を変更して、Sound Forge ソフトウェアでゼロ交差が特定される方法を決定することができます。
ループの長さを変えずに位置を変更するには、［ループの長さをロッ
ループ チューナー