設定項目

説明

リアルタイムではないプレビューを次の値に制限

このチェック ボックスをオンにして、プレビューの生成時に使用するオーディオの長さを指定します。値を小さくすると、エフェクトを調整したり値を処理する際に、プレビューの生成にかかる時間が短縮されます。

この値は、非リアルタイム エフェクトに、または［リアルタイム］チェック ボックスが処理ダイアログ ボックスでオフにされている場合に使用されます。

プリロール

このチェック ボックスをオンにして、処理済みの選択範囲の前に未処理のオーディオを再生する時間を秒単位で指定します。この機能は、未処理データから処理済みデータへのトランジションを試聴するときに使用します。

ポストロール

このチェック ボックスをオンにして、処理済みの選択範囲の後に未処理のオーディオを再生する時間を秒単位で指定します。この機能は、処理済みデータから未処理データへのトランジションを試聴するときに使用します。

エフェクトの変更をすばやくプレビューに反映

このチェック ボックスをオンにすると、エフェクトのパラメータを変更した場合に、プレビュー バッファが自動的に再計算されて再生されます。これにより、変更したエフェクトをすぐに試聴できます。

このオプションは、高速なコンピュータで、プロセッサへの負担が少ないエフェクトを短い時間プレビューする場合に最も効果的です。

［Shift］キーを押しながらパラメータを変更すると、エフェクトの変更をすばやくプレビューに反映する機能を一時的に無効にできます。

オーディオ イベントの検出

［プリロール］および［ループ時間］の設定を使用して、オーディオ イベント検出機能によるオーディオの再生方法を制御します。

• ［プリロール］ボックスでは、カーソル位置の前で再生するデータの量を指定します。

• ［ループ時間］ボックスでは、概要バーでのクリックやドラッグの操作中にカーソルを停止したときに、ループ再生を実行する時間を指定します。

オーディオ イベント検出機能を使用するには、概要バーをクリックしてマウスをドラッグします。スクラブ コントロールの場合と同様に、マウス ポインタの動きに合わせて再生され、マウスの動きが止まるとカーソル位置の周辺でループ再生されます。再生を停止するにはマウス ボタンを離します。

切り取りのプレビュー設定

［プリロール］および［ポストロール］の設定を使用して、［編集］メニューの［切り取り/カーソルのプレビュー］を選択したときに再生されるデータの量を制御します。

• ［プリロール］ボックスでは、カーソル位置の前で再生するデータの量を指定します。

• ［ポストロール］ボックスでは、カーソル位置の後で再生するデータの量を指定します。

ループ調整プリロールの再生

［ループ再生］ モードがオンの場合、再生中に選択操作を行うと、選択範囲の最後からプリロール再生され、時間の長いループ再生を調整できます。

選択範囲を終了する前にプリロールする再生時間を秒単位で指定します。

プレイリストのプリロール

編集ボックスに値を入力するか、上下矢印を使用して、［プレイリスト/カットリスト］ウィンドウ内のエントリを再生するときに使用するプリロールの量を指定します。これにより、最初のリージョンから再生し直さなくてもリージョン間のトランジションを簡単に試聴できます。