複製 |
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[編集]メニューの[特殊貼り付け]を選択し、[複製]を選択すると、クリップボードの内容の複数のコピーが現在の選択範囲に貼り付けられます。
[複製]コマンドは、現在の選択範囲に収まる数だけクリップボードのコピーを貼り付けます。データ ウィンドウで選択範囲が指定されていない場合は、このコマンドは使用できません。
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貼り付けるサウンドをコピーします。
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クリップボードの内容を貼り付ける領域を選択します。
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[編集]メニューの[特殊貼り付け]を選択し、[複製]を選択します。[複製]ダイアログ ボックスが表示されます。
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[複製]ダイアログ ボックスで、データを貼り付ける方法を指定します。
設定項目 |
説明 |
部分コピー |
このオプションをクリックすると、クリップボードの部分的なコピーが、選択されたリージョン全体に挿入されます。 |
全体コピー |
このオプションをクリックすると、クリップボードの内容のコピー全体が、選択されたリージョン全体に挿入されます。選択されたリージョンの長さがクリップボードの長さの倍数でない場合、リージョンを完全に埋めることはできません。 |
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[OK]をクリックします。
例:
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1 秒のサウンド データをクリップボードにコピーします。
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5.5 秒の無音部分をデータ波形に挿入します。
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5.5 秒の領域を選択し、[複製]を選択します。
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[全体コピー]を選択すると、クリップボードの 5 つ分のコピーが無音部分の領域にコピーされ、残りの 0.5 秒は無音のまま残ります。
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[部分コピー]を選択すると、クリップボードの 5.5 分のコピーがデータに挿入されます。無音部分は残りません。
[複製]コマンドは、オーディオの無音部分をバックグラウンド ノイズに置き換える場合に便利です。このコマンドは、スタッター エフェクトやエコーの生成にも使用できます。