DMA チャンネルを利用する(旧式の ISA コントローラなどの)SCSI コントローラに接続された SCSI ドライブからファイルを再生すると、サウンド再生で震音エフェクトが発生する場合があります。これは、サウンド カードが DMA を使用しており、DMA チャンネルに SCSI コントローラより大きい番号が設定されている場合に発生する可能性があります。

このような問題を解決するには、サウンド カードで使用する DMA チャンネルに SCSI コントローラの番号より小さい番号を設定します。例えば、SCSI コントローラが DMA チャンネルl 5 に設定されており、サウンド カードが DMA チャンネル 7 に設定されている場合は、サウンド カードが DMA チャンネル 5 を使用し、SCSI コントローラが DMA チャンネル 7 を使用するよう再設定します。

Sound Forge ソフトウェアの起動時に、Wave 再生と録音デバイスがシステムにインストールされているかどうかを確認します。インストールされていないと、適切な操作を行えません。

サウンド カードがシステムにインストールされていることが確実な場合は、[ユーザー設定]ダイアログ ボックスの[オーディオ]タブを確認します。[オーディオ デバイスの種類]ドロップダウン リストの設定によって、Sound Forge ソフトウェアで使用する再生デバイスと録音デバイスが決まります。デフォルトでは、Sound Forge ソフトウェアは 使用するデバイスを自動的に選択する Wave Mapper (Sound Mapper と呼ばれることもあります)デバイスを使用します。再生デバイスまたは録音デバイスが[(なし)]に設定されていると、適切な操作を行えません。

Sound Forge ソフトウェアでは、システムでは再生できないようなサウンド ファイルを含むさまざまな種類のファイルをロードできます。サウンド カードがファイルを再生できない理由はいくつかあります。

  • 一部のサウンド カードでは、特定のサンプル レートでの再生および録音しかできません。通常、このようなレートは 11,025、22,050、および 44,100 Hz に制限されています。このような場合、32,000 Hz のファイルを再生しようとしても、サウンド カードでは再生できません。

  • モノラル再生しかサポートしていない旧式のサウンド カードの場合は、ステレオ ファイルをモノラルに変換すれば再生できるようになります。

  • 旧式のサウンド カードの場合、8 ビット再生しかサポートしていない可能性があります。このような場合は、ファイルのビット深度を 8 ビットに変更します。

ほとんどのサウンド カードは、サウンドの録音元となる複数の入力に対応しています。このような入力には、マイク、CD、AUX、MIDI、ライン入力などがあります。一部のカードではこれらのすべての入力から同時に録音しますが、多くのカードでは、録音デバイス(または、入力ソースとも呼ばれます)を選択する必要があります。このようなカードには、入力ソースとなるデバイスを選択するためのソフトウェアが付属しています。入力ソースの設定方法については、サウンド カードのマニュアルを参照してください。

また、ほとんどのサウンド カードには、録音デバイスの入力レベルをコントロールするアプリケーションも付属しています。録音デバイスから録音するために入力ソースのレベルを上げることが必要になる場合があります。この場合も、入力ソースの調整方法については、サウンド カードのマニュアルを参照してください。

Sound Forge ソフトウェアでオーディオ データを録音または再生する場合、ハード ディスクとサウンド カードとの間で大量のデータが移動します。Sound Forge ソフトウェアがデータを処理に対応した速度で移動できない場合、データのブロック間で小さなギャップ音(通常、カチッという音やパタパタする音)が発生します。Sound Forge ソフトウェアでサウンド データを移動するときのオーバーヘッドを減らす方法については、「Sound Forge の最適化」を参照してください。

マルチチャンネル オーディオを録音している際にギャップやずれが発生する場合は、バッファのサイズを増やしてみてください。[ユーザー設定]の[オーディオ]タブで[録音バッファ]設定を増やすか、[ユーザー設定]の[オーディオ]タブで[詳細]ボタンをクリックし、デバイスのバッファを増やすことができます。

Sound Forge ソフトウェアは、録音および再生中にギャップが生じないように動作します。その結果、[停止]ボタンをクリックしてから、実際に再生が停止するまでにディレイが生じる場合があります。どのような状態であっても、[Esc]キーを押したままにすると、録音または再生を停止できます。このような場合は、焦らずに数秒間待ってみてください。このようなディレイは、システムの 1 つまたは複数のコンポーネントでデータ レートの速度に対応できない場合にのみ発生します。一般的な問題には以下のようなものがあります。

  • ハード ディスクの処理速度が非常に遅い(ハード ディスクが古い)

  • サウンド カード ドライバへの書き込み状態が悪い

  • ストレージ ディレクトリがネットワーク ドライブや圧縮されたハード ディスクなどの処理速度の遅いデバイスに設定されている

Sound Forge ソフトウェアで使用可能なデバイスの中でも、できる限り高速の非圧縮ストレージ デバイスを使用してください。システムの設定について詳しくは、「Sound Forge の最適化」を参照してください。

これは、Turtle Beach Multisound および Tahiti サウンド カード ドライバのプログラムの不具合によって発生します。ドライバの更新については、Turtle Beach にお問い合わせください。

これは、Turtle Beach Multisound ドライバのプログラムの不具合によって発生します。ドライバの更新については、Turtle
Beach にお問い合わせください。

一部のサウンド ドライバでは、サウンド カード ハードウェアによってサポートされていないサンプル レートでサウンドが誤って再生されてしまうものがあります。例えば、13,000 Hz で再生されるはずのサウンドが 11,025 Hz で再生される場合があります。これにより、ピッチが低くなり、再生時間が通常より遅くなります。

ドライバの更新については、サウンド カードの製造元にお問い合わせください。

再生と録音に関するトラブルシューティング

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