-
[プロセス]メニューから[ビット深度]を選択し、次にサブメニューから[ビット深度コンバータ]を選択します。
-
[プリセット]ドロップダウン リストからプリセット値を選択するか、次の手順に従ってコントロールを調整します。
-
ドロップダウン リストからビット深度を選択します。
ファイルのビット深度を増やしても既存のオーディオの音質は向上しませんが、処理時に高解像度で使用できます。
-
ファイルのビット深度を下げて、クオンタイズ ノイズをマスクするためのディザ ノイズを追加する場合は、[ディザ]ドロップダウン リストから設定を選択します。例えば、24 ビットのオーディオ ファイルをオーディオ CD に書き込む場合、ディザを適用することにより、単純なビット深度の変換時に比べてよりクリーンな信号が生成されます。
設定 |
説明 |
半長方形 |
低ビット深度への変換によって発生するディストーションを除去しますが、ノイズ レベルは信号によって異なります。この設定では、ディザ ノイズの最大振幅である 0.5 LSB(最下位ビット)を使用します。 |
長方形 |
[半長方形]と同じですが、ディザ ノイズの最大振幅である 0.5 LSB(最下位ビット)を使用します。 |
三角形 |
低ビット深度への変換によって発生するディストーションを除去し、若干高いノイズ レベルを生成することでノイズ フロア モジュレーションを除去します。 |
ハイパス三角形 |
低ビット深度への変換によって発生するディストーションを除去し、若干高いノイズ レベルを生成することでノイズ フロア モジュレーションを除去します。ノイズは標準の三角形ディザより高い周波数にシフトされます。 |
ガウス |
長方形ディザや三角形ディザのような効果はありませんが、この種類に適した素材もあります。 |
一般に、ノイズ シェーピングにハイパス三角形を使用すると、最適な結果を得ることができます。
-
[ノイズ シェーピング]ドロップダウン リストから設定を選択し、ノイズ シェーピングを信号に適用します。ノイズ シェービングは、ノイズの多くを人間の聴覚より高い周波数にシフトすることで、信号のノイズ フロア感度を下げます。
設定 |
説明 | ||
オフ |
ノイズ シェービングを適用しません。 | ||
ハイパス曲線 |
ノイズを高周波数に移動します。 ノイズをシフト(シェーピング)する周波数はナイキスト周波数に近いため、サンプル レートが 44.1 kHz より低いファイルにはノイズ シェーピングを適用しないでください。例えば、22 kHz の信号の場合、ナイキスト周波数は 11 kHz になります。ノイズの多くをこの周波数範囲内に移動すると、人間の聴覚に敏感な領域に配置することになるため、信号の音質が悪くなります。
等ラウドネス曲線
ノイズを高周波数と低周波数に均等に配分します。
|
-
[OK]をクリックします。
処理ダイアログ ボックスのコントロールについて詳しくは、ここをクリックしてください。
ステータス バーの[ビット深度]ボックスを右クリックし、ショートカット メニューから新しいビット深度を選択します。
ビット深度コンバータ |
|
[プロセス]メニューから[ビット深度]を選択し、次にサブメニューから[ビット深度コンバータ]を選択して、サウンド ファイルを異なるビット深度に変換します。
ファイルのビット深度を減らすと信号/ノイズ比も下がるため、変換を実行する前に、[ボリューム]または[ノーマライズ]を使用してサウンド ファイルのボリュームを最大化する必要があります。
処理ダイアログ ボックスのコントロールについて詳しくは、ここをクリックしてください。
操作を選択してください。
再生専用のビット深度の設定