ピーク値をノーマライズする場合は、検出された最大サンプル値を設定するレベルを指定できます。コンスタント ゲインを選択範囲に適用して、指定したレベルまでピークを上昇させます。
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[プロセス]メニューの[ノーマライズ]を選択します。
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[ピーク レベル]をクリックします。
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[スキャン レベル]ボタンをクリックします。
小さい選択範囲をプレビューする場合でも、ファイル全体をスキャンする必要があります。[スキャン レベル]ボタンをクリックすると、現在のピーク値と RMS 値が保存されます。これにより、ファイル全体を再スキャンせずに別のノーマライズ レベル設定をプレビューできます。
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ノーマライズ フェーダーをドラッグして、最大ピークを設定するレベルを指定します。
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[OK]をクリックします。
平均の RMS レベルを使用してノーマライズを行うと、サウンド ファイルの平均 RMS 値は指定した値まで上昇します。これは、別の録音ではっきりと聞こえるボリュームに合わせる場合に便利です。
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[プロセス]メニューの[ノーマライズ]を選択します。
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[平均 RMS レベル]をクリックします。
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[スキャン レベル]ボタンをクリックします。
小さい選択範囲をプレビューする場合でも、ファイル全体をスキャンする必要があります。[スキャン レベル]ボタンをクリックすると、現在のピーク値と RMS 値が保存されます。これにより、ファイル全体を再スキャンせずに別のノーマライズ レベル設定をプレビューできます。
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ノーマライズ フェーダーをドラッグして、選択範囲の新しい平均 RMS レベルを指定します。
RMS レベルを使用する場合は、ノーマライズ フェーダーを -6 dB 以下に設定します。0 dB にノーマライズすると信号がブーストされ、0 dB 矩形波と同じ音量(極端に大きい音)になります。これを行うと、信号のすべてのダイナミック レンジがつぶされ、すべてのピークはクリッピングするか、大幅に圧縮されます。ピークを 0 dB にノーマライズしても問題はありませんが、RMS を -6 dB を上回る値にノーマライズすると、音質が低下する場合があります。
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スキャン設定を次のように調整します。
設定項目 |
説明 |
無視する値の上限 |
フェーダーをドラッグして、RMS の計算に含む音のレベルを指定します。スレッショルドを下回るサウンドは計算の過程で無視されます。これは、無音部分を RMS の計算から除外する場合に便利です。このパラメータには、無音より数 dB 上の値を設定してください。 この値を -∞ に設定すると、すべてのサウンド データが使用されます。設定する値が大きすぎると(-10 dB 超)、RMS 値は常にスレッショルドを下回る可能性があります。このような場合は、ノーマライズ処理は行われません。従って、[スキャン レベル]ボタンを使用してスレッショルドのテストを行うようにしてください。 |
アタック時間 |
サウンド ファイル内の経過音ピークに対するスキャンの応答速度を指定します。アタック時間が遅いと、高速ピークの音は無
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