ファイル統計の表示

Sound Forge Pro b statistics 統計

Ctrl+O

[ツール]メニュー

[統計]ダイアログ ボックスには、選択されたサウンド ファイル リージョンに関する情報が表示されます。ダイアログ ボックスを表示するには、[ツール]メニューの[統計]を選択します。

設定項目

説明

ルーラー形式

[カーソル位置][最小サンプル位置]、および [最大サンプル位置]の値を表示するのに使用する形式をドロップダウン リストから選択します。

レベル形式

[カーソル位置のサンプル値][最小サンプル値][最大サンプル値][RMS レベル]、および [平均値]の値を表示するのに使用する形式をドロップダウン リストから選択します。

サンプル値

オーディオ レベルを整数で表示します。

  • 32 ビット(IEEE フロート)オーディオの場合、値は -1.0000000~1.0000000 になります。

  • 24 ビット オーディオの場合は -8388608~8388607 になります。

  • 16 ビット オーディオの場合は -32768~32767 になります。

  • 8 ビット オーディオの場合は -128~127 になります。

比率

オーディオ レベルを最大サンプル値に対する比率で表示します。値は -100~100 パーセントで表されます。

デシベル(dB)

オーディオ レベルをデシベルで表示します。0 dB は最大絶対振幅を表し、負の無限大(-∞)は完全な無音状態を表します。16 ビット オーディオの場合、最小値は -90.3 dB になります(サンプル値 1)。

カーソル位置

サウンド ファイルの先頭からのカーソル位置。

カーソル位置のサンプル値

カーソル位置の 1 つのサンプル値によって表される数字。

最小/最大サンプル位置とサンプル値

最大/最小のサンプル値とその発生場所。

これらの値によって、サウンド ファイル内でクリッピングが発生しているかどうかを判断できます。また、ノイズ ゲート エフェクトで使用する信号のノイズ レベルの特定にも使用できます。例えば、ノイズの振幅を確認するには、ノイズの発生している無音部分のリージョンで統計機能を実行します。

RMS レベル

最大振幅矩形波(最大音量による録音)の RMS 値と対比したサンプル値の平方根。

短い間隔で使用した場合、この値はサウンド ファイルのボリューム レベルに関係します。ただし、ボリューム変化の大きい広範な選択範囲で使用した場合、この値にはあまり意味がありません。音の大きさを測定する別の方法としては、[ノーマライズ]ダイアログ ボックスの[スキャン レベル]ボタンを使用する方法があります。

平均値

選択したリージョンのすべてのサンプル値の合計をサンプル数で割った値です。

ゼロ(-∞ dB)以外の平均値は DC オフセットを示します。

ゼロ交差

1 秒間に波形が負の値から正の値に変わる回数。

この値は、単純な波形のサウンド データで周波数を概算するときに使用されます。

クリップボードにコピー

ウインドウの内容をクリップボードにコピーします。複数のファイルの統計を表計算アプリケーションで比較する場合に便利です。

Sound Forge Pro tip 統計テーブル(または特定のデータ セル)内のデータのみをコピーする場合は、コピーするセルを選択して、[Ctrl]キーと[C]キーを押します。

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