クリッピングの検出とマーカーの挿入 |
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チャンネル メーターのクリッピング インジケータを使用すると、ファイル内でクリッピングが発生しているかどうかを確認したり、[検索]コマンドを使用して、指定したレベルと一致するオーディオを検索することができます。ただし、さらに詳細に制御する場合は、クリッピング検出ツールを使用できます。
[ツール]メニューの[クリッピングの検出]を選択して、オーディオの選択範囲をスキャンし、クリッピングが発生していないかを調べます。クリッピングが発生していた場合は、その位置にマーカーを挿入します。
マーカーは、[移動]ダイアログ ボックスのリストからすばやく選択することができます。また、すぐに再生できるように、リージョン リストにもマーカーが表示されます。
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スキャンするオーディオを選択します。
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[ツール]メニューの[クリッピングの検出]を選択します。[クリッピングの検出]ダイアログ ボックスが表示されます。
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[プリセット]ドロップダウン リストから値を選択するか、必要に応じてコントロールを調整します。
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スレッショルド フェーダーをドラッグして、検索するサウンド レベルを決定します。
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[クリッピングの長さ]ボックスに値を設定して、スレッショルドの設定と一致するサンプルがいくつ連続して発生したらクリッピングとして扱うかを指定します。
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[OK]をクリックします。
選択範囲がスキャンされ、[クリッピングの長さ]で指定されたサンプルの連続数がスレッショルドの設定を超えると、マーカーが追加されます。
[すべてのクリッピング関連プラトーを検出する]プリセットを使用すると、ファイル内のレベルを下げても残る可能性のあるクリッピング ピークを検出できます。その後、鉛筆ツールまたは Sony ノイズ除去プラグインのクリッピング ピーク復元ツールを使用して、クリッピングされたピークを復元できます。