1. [挿入]メニューの[シンセシス]を選択し、サブメニューから[FM]を選択します。

  2. [出力波形の合計長]ボックスで、生成される波形の長さを(秒単位で)指定します。

  3. [波形の挿入先]ドロップダウン リストから位置を選択し、生成された波形を現在のデータ ウィンドウのどこに挿入するかを指定します。

  4. 設定スライダをドラッグして、使用するオペレータの配置と数を決定します。

  5. 必要に応じて、各オペレータを調整します。

  6. [OK]をクリックします。

設定スライダをドラッグすると、使用するオペレータの配置と数が図で表示されます。

Sound Forge Pro operatorconfig FM シンセシス

  • 水平方向に結合されたオペレータの出力は、単純にミキシングされます。下側にあるオペレータの出力は、ミキシングされて最終出力になります。異なるサンプル波形をミキシングすることを、「加算シンセシス」と呼びます。

  • 垂直方向に結合されたオペレータは、FM キャリアとモジュレータのペアになります。下のオペレータがキャリアで、上のオペレータがモジュレータです。

  • すぐ上に他のオペレータがないオペレータは、単純な波形ジェネレータです。

  • 3 つ以上のオペレータが重なっている場合は、一番上のオペレータがすぐ下のオペレータを変調させ、そのオペレータがまたその下のオペレータを、というように下に向かって順に変調させていきます。

  1. [現在のオペレータ]をクリックして、変更するオペレータを選択します。

  2. エンベロープ グラフを調整し、オペレータの振幅を時間に沿って変更します。

  • 小さいボックス(エンベロープ ポイント)を上下にドラッグします。

  • 新しいエンベロープ ポイントを作成するには、エンベロープをダブルクリックします。

  • エンベロープ ポイントを削除するには、エンベロープ ポイントを右クリックし、ショートカット メニューから[削除]を選択します。

  • 2 つのポイント間のフェード カーブを変更するには、エンベロープ セグメントを右クリックし、ショートカット メニューからコマンドを選択します。

フェードの種類

フェード イン/アウト エンベロープ

リニア フェード

Sound Forge Pro envelope linear FM シンセシス

高速フェード

Sound Forge Pro envelope fast FM シンセシス

低速フェード

Sound Forge Pro envelope slow FM シンセシス

スムーズ フェード

Sound Forge Pro envelope smooth FM シンセシス

シャープ フェード

Sound Forge Pro Envelope sharp FM シンセシス

ホールド

Sound Forge Pro Envelope hold FM シンセシス

  • すべてのエンベロープ ポイントを移動するには、エンベロープにフォーカスがあるときに[Ctrl]キーを押しながら[A]キーを押して(カーソルが Sound Forge Pro handpointer FM シンセシス に変わります)、ドラッグします。

  1. [オペレータの形状]ドロップダウン リストから波形の形状を選択します。

  2. [周波数]ボックスで、オペレータの周波数を指定します。

  • Sound Forge Pro note FM シンセシス注:

  • [周波数]が 0.00 に設定されている場合は、指定した波形に関係なく、DC(周波数なし)波形が生成されます。

  • [オペレータの形状]ドロップダウン リストから[フィルタが適用されたノイズ波]を選択すると、[周波数]によってノイズの高周波数コンテンツが決定されます。

  1. フィードバック スライダをドラッグして、オペレータそのものを変調させるために使用されるオペレータの出力量を決定します。オペレータが別の波形によっても変調されている場合は、フィードバック パスとモジュレータ出力がミキシングされ、キャリアが変調されます。

  2. 振幅フェーダーをドラッグして、アンプリチュード エンベロープの後で現在のオペレータに適用される出力ゲインを決定します。

  3. オペレータがモジュレータである場合は、このコントロールは、エンベロープとともに、キャリアに適用される周波数モジュレーションの量を決定します。モジュレータの振幅が大きい場合は、サウンドが荒くなることがあります。

FM シンセシス

[挿入]メニュー:
シンセシス

[挿入]メニューの[シンセシス]を選択し、サブメニューから[FM]を選択すると、周波数モジュレーション(FM)を使用して、単純な波形から複雑なサウンドを作成できます。

周波数モジュレーションでは、波形(キャリア)の周波数が別の波形(モジュレータ)の出力で変調され、新しい波形が作成されます。モジュレータの周波数が低い場合は、キャリアが時間に沿ってゆっくりとデチューンされます。ただし、モジュレータの周波数が高い場合は、キャリアが急速に変調されるので、多くの周波数やサイドバンドが追加作成されます。

Sound Forge ソフトウェアでは、最大 4 つの波形(オペレータ)をさまざまな構成で使用できます。構成によっては、波形がキャリアになったり、モジュレータになったり、単純な変調されていない波形になることがあります。


操作を選択してください。

Sound Forge Pro arrowdn FM シンセシス 波形の生成

Sound Forge Pro arrowdn FM シンセシス オペレータの数と配置の指定

Sound Forge Pro arrowdn FM シンセシス オペレータの変更

処理ダイアログ ボックスのコントロールについて詳しくは、ここをクリックしてください。 

Sound Forge Pro btnshowall FM シンセシス

FM シンセシス