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スクリプトを適用するデータ ウィンドウ内をクリックして、フォーカスを設定します。
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[スクリプト エディタ]ウィンドウが表示されていない場合は、[表示]メニューの[スクリプト エディタ]を選択して、[スクリプト エディタ]ウィンドウを表示します。
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スクリプト エディタ ツールバーの[開く]ボタン をクリックします。[スクリプトを開く]ウィンドウが表示されます。
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実行するスクリプト ファイル(.vb、.js、.cs、または .dll)を選択します。スクリプトの内容は[スクリプト エディタ]ウィンドウの一番下に表示されます。
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引数をスクリプトに渡す必要がある場合、[スクリプト引数]ボックスに引数を入力します。引数は、以下のように指定されます。ArgName=ArgValue&ArgName2=ArgValue2. . .
例えば、引数を使用してファイルの保存場所を指定するスクリプトの場合、次の引数を使用してファイルを D:¥ ドライブの[ScriptOutput]フォルダに保存することができます。dir=d:¥ScriptOutput
スクリプトでスクリプト処理の結果を記録するためにログファイルが作成される場合、その引数を以下のように追加することができます。dir=d:¥ScriptOutput&logFileName=myLog.txt。この例では、アンパサンド(&)によって 2 つの引数が分割されています。最初の引数によって保存フォルダが設定され、2 つ目の引数によってログファイルのファイル名が設定されます。
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[スクリプトの実行]ボタン をクリックします。
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スクリプトを適用するデータ ウィンドウ内をクリックして、フォーカスを設定します。
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[ツール]メニューの[スクリプト]を選択します。
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サブメニューからスクリプトを選択するか、[スクリプトの実行]を選択して、実行するスクリプト ファイル(.vb、.js、.cs、または .dll)を参照します。
[スクリプト エディタ]および[スクリプト]メニューからスクリプトを実行する他に、以下のコマンドを使用してスクリプトをコマンド ラインから直接実行することができます。
SCRIPT
Sound Forge を起動し、指定のスクリプトを実行します。
例: “C:¥Program Files¥Sony¥Sound Forge Pro 10.0¥Forge100.exe” -SCRIPT:”C:¥Scripts¥MyScript.cs”
SCRIPTARGS
Sound Forge を起動し、指定の引数をスクリプトに渡します。
例: “C:¥Program Files¥Sony¥Sound Forge Pro 10.0¥Forge100.exe” -SCRIPTARGS:”in¥C:¥Test¥input.dls&out=C:¥Test¥Output.dls&repeat=2″ -SCRIPT:”C:¥Scripts¥MyScript.cs”
EXIT
指定のスクリプトを実行した後、Sound Forge を終了します。
例: “C:¥Program Files¥Sony¥Sound Forge Pro 10.0¥Forge100.exe” -SCRIPT:”C:¥Scripts¥MyScript.cs” -EXIT
スクリプトが引数を受け入れることにより、スクリプトの動作が動的に変化します。引数を使用して、スクリプトに送信された引数によって制御される複数の関数を実行する単一のスクリプトを開発することができます。
各引数は、キーと値のペアです。キーは、引数の値を識別する文字列です。複数の引数は、アンパサンド(&)で区切られます。
例: key1=value1&key2=value2&key3=value3…
スクリプトに引数を指定する場合、以下の静的関数を使用してパラメータの抽出および形式設定を行うことができます。
public static string GETARG(string key, string str) { string val = Script.Args.ValueOf(key); if (val == null) val = str; return val; }
public static int GETARG(string key, int ii) { return Script.Args.AsInt(key,ii); }
public static Int64 GETARG(string key, Int64 cc) { return Script.Args.AsInt64(key,cc); }
public static bool GETARG(string key, bool ff) { return Script.Args.AsBool(key,ff); }
public static double GETARG(string key, double dd) { return Script.Args.AsDouble(key,dd); }
GETARG 関数の最初の引数により、抽出される引数の識別に使用されるキー名が指定されます。GETARG 関数の 2 番目の引数は、関数によってキー名が見つからなかった場合に返されるデフォルト値です。2 番目の関数により、スクリプトで使用されるオーバーロード関数および値の形式設定方法も決定されます。
例として、3 つの入力パラメータを受け入れるスクリプトを取り上げます。引数の構文は次のようになります。
in=C:¥Test¥input.dls&out=C:¥Test¥output.dls&repeat=2
パラメータを処理するスクリプトは以下のようになります。
using System;
using System.IO;
using System.Collections;
using Syst
em.Runtime.InteropServices;
using System.Windows.Forms;
using System.Drawing;
using SoundForge;
using SoundForge.BatchConverter;
public class EntryPoint {
public string Begin(IScriptableApp app) {
string inFile = GETARG(”in”, “”);
string outFile = GETARG(”out”, “” );
int count = GETARG(”repeat”, 0 );
プログラムを開始すると、Sound Forge プログラム フォルダ内のスクリプト メニュー フォルダが参照され、[スクリプト]サブメニューに表示するスクリプトが決定されます。デフォルトでは、このフォルダは c:¥Program Files¥Sony¥Sound Forge 10.0¥Script Menu です。
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スクリプト メニュー フォルダ内のスクリプトを追加または削除すると、サブメニューの内容が変わります。
スクリプト ファイルの重複を防ぐには、スクリプト メニュー フォルダ内でショートカットを使用します。
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[ツール]メニューの[スクリプト]を選択し、[メニュー フォルダの再スキャン]を選択して、メニューを更新します。
[スクリプト]メニューとツールバーにスクリプトのカスタム アイコンを表示する場合は、.png ファイルとしてスクリプト メニュー フォルダにアイコンを作成できます。詳しくは、「スクリプト ツールバー」を参照してください。
スクリプトの実行 |
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スクリプトを実行するには、[ツール]メニューの[スクリプト エディタ]ウィンドウまたは[スクリプト]サブメニューを使用します。
スクリプトは、コンピュータでセキュリティ関連の問題が発生する原因となる場合があります。スクリプトには、ファイルの削除、読み取り、書き込み、プログラムの実行、インターネットへのアクセス、ネットワーク上のファイルへのアクセスなどの強力な機能があります。スクリプトは実行する前に必ず内容を確認してください。スクリプトの内容が不明な場合やスクリプトの入手元が信頼できない場合は、実行しないでください。一般に、インターネットからプログラムをダウンロードする場合や、電子メールの添付ファイルを受信する場合と同様の注意が必要です。
操作を選択してください。
[スクリプト エディタ]ウィンドウを使用したスクリプトの実行
[スクリプト]メニューを使用したスクリプ
トの実行
コマンド ラインを使用したスクリプトの実行
スクリプト引数の詳細
[スクリプト]メニューへのスクリプトの追加